スギ花粉の飛散はピークを過ぎましたが、ヒノキ花粉の飛散が始まりました。
鼻炎症状を訴える患者がまだまだおります。
来院された方にはお薬を処方し、治療をして頂いていますが、
自宅で出来る症状の改善手段として「鼻うがい」があります。
昔からある対処方法ですが最近は耳にする機会がすっかり減ってしまいました。
ノドの「ガラガラうがい」と同じ原理です。
鼻の粘膜に付いた花粉を洗い流すことで、アレルギ-症状を起こしにくくします。
同時に、風邪を引き起こすウィルスも洗い流しますので、インフルエンザ・コロナ感染症など
風邪の予防にも役立ちますので、是非お試し下さい。
「鼻うがい」のやり方--------
市販されている専用の容器を使ったり、プラスチック容器で鼻に流し込む方法などがありますが、
簡単なのは、コップに生理食塩水(生食水)を入れて、紙のストローて、片方の鼻を押さえて
反対の鼻から生食水を吸い込みます。頭を下げて、前かがみの姿勢で吸い込みます。
吸い込んだ生食水はそのまま鼻から出します。これを3、4回繰り返します。反対側も同じです。
コップを使わず手に溜めた生食水を片方づづ吸い込んでも構いません。
生理食塩水は,ぬるま湯500ccに塩5gを溶かして作ります。
外出の前後と家にいる時、日に2,3回行うと有効です。
やり方の難しい時には、受診時にお尋ねください。