2025年 花粉症関連の情報
2025年横浜市花粉飛散予測

【スギ花粉】例年より多い予測
【ヒノキ花粉】例年並み の予想
花粉飛散ピーク予測
【スギ花粉】 2月上旬から飛散が本格化し、2月下旬頃から約10日~1か月程度、ピークが続くと予想されています。
【ヒノキ花粉】 3月中旬頃から飛散が増え始め、3月下旬から4月上旬にかけて約5日~2週間程度、ピークが訪れる見込みです。
特に関東甲信地方では、花粉の飛散量が例年の約1.3倍になる見込みです。
これにより、花粉症の症状が悪化しやすい環境が予測されるため、早めの対策が重要となります。
当院の花粉症の専門ページはこちら
その他の治療もあります
- 抗アレルギー薬の内服
- 抗アレルギー薬の点鼻点眼
- ステロイド内服
- 漢方療法
- 生活指導
飲みやすいお薬の種類や避けたい成分など、患者様からしっかりとお話を伺い、無理なく続けられる治療プランを作成します。また、症状の変化をシーズン全体を通じて丁寧に観察することで、必要に応じた追加検査や、根本的な治療を目指した舌下免疫療法についてもご相談させていただきます。
さらに、花粉症の治療は単なる症状の緩和だけでなく、患者様の生活の質(QOL)の向上を目指しています。例えば、軽い症状の方には負担が少ない治療を、重い症状の方にはしっかりとした効果が期待できる治療法を組み合わせるなど、きめ細やかな対応を心がけています。幅広い治療法の選択肢をご用意しており、どのような場合でも患者様に合った最適な方法をご提案いたしますので、安心してご相談ください。
当院は、小児科としてお子様の成長や日常生活に影響を与えないよう、安全で効果的な治療を優先しています。季節ごとの症状管理だけでなく、将来的な症状の軽減や予防も視野に入れた総合的な治療を提供しております。
2025年花粉情報 第六弾
今年の花粉症症状はいかがですか 例年になくつらい症状に悩まれた方も多かったのではないでしょうか。また、2歳前後の小さなお子様を始め今年初めて花粉症症状がでたお子様もいらっしゃいました。 スギ花粉の飛散はピークを越え徐々に減っていき、次第にヒノキ花粉の飛散が始まります。今月半ばにはピークとなるようですが、気温の低い日や黄砂の影響もあり、GWまでは注意が必要です。 今年症状が出始めた方は今月かGW明けには採血検査を行いましょう。 今年症状が辛かったお子様、保護者の方にはスギ舌下免疫療法を強くお勧めします。今年舌下をしていた患者様は本当に症状が軽く日々継続していた努力が報われていました。スギに対するアレルギー反応の軽減はもちろん他のアレルギー物質に対する過敏な状況も軽減出来ていると思います。採血検査結果をもとに5月後半から舌下免疫療法を開始できます。治療薬不足が心配されていますが、当院はお待たせすることなく5月には治療開始ができますので、是非医師にご相談下さい 当院に初めての受診の方、お子様の保護者の方も是非ご受診下さい
2025年花粉情報 第五弾
4月に入り花粉の飛散がピークとなりました。また次第にヒノキ花粉の飛散が悪化していきます。 ゴールデンウイークころまでは治療を継続してください。 今期は非常に多くの患者様が花粉症症状で来院されています。 保護者の方の治療もご一緒に行うことができます。 採血検査をご希望の方は4月末~5月あたまに検査をされることをお勧めします。 また今季花粉飛散量が多いにもかかわらずスギ舌下免疫療法で加療中の方はほぼ無症状で快適にお過ごしです。 スギの舌下免疫療法は当院ではお待たせすることなくシーズンOFFにはすぐに治療が開始できます。(5月ころから) 今年症状が強かったかた、毎年お辛い方はご検討ください!
2025年花粉情報 第四弾
スギの飛散がピークを迎えています!
今年は非常に多くの方が鼻水症状にお困りです。 しかしはじめは鼻水が風邪なのか、花粉症なのか症状に迷われてご来院される方がほとんどです。 まずは見分け方を確認していきましょう。
① 鼻水の状態を観察してください 花粉症も風邪も鼻水の症状があらわれることがありますが、鼻水の質が異なります。風邪で出る鼻水は黄色っぽく粘り気があるのに対し、花粉症で出る鼻水は透明で水っぽいのが特徴です。
② 鼻水以外の目や皮膚の痒みがあるかを確認してください 花粉症の場合、目や皮膚が花粉によって痒くなるのも特徴です。目をこっすったり、目が充血したり目の周りが浮腫んだりすることもあります。花粉に触れやすい顔や首周りに湿疹がでやすくなる事もあります。
③ 体温を測る 花粉症が原因で発熱することは少なく、発熱したとしても37℃台の微熱で終わることがほとんどです。それに対して風邪は38℃以上の熱が出ることもあります。
④ 症状の現れる頻度や続く様子を確認する 風邪は通常1週間ほどで症状がおさまるのに対して、花粉症の場合はシーズン中症状がずっと続きます。一度改善しても再び同じ症状を繰り返します。
以上の症状に注意して鼻水の様子を確認きてください。
診察でお越しいただければ様々な目でお子様の鼻水を鑑別したり、検査も検討しながら、治療を行っていきます
では実際の治療はどうなるでしょうか
花粉症と風邪は治療方法が異なります。
花粉症の治療・ケア方法 花粉症の場合は抗アレルギー薬を服用するのが効果的です。症状に合わせて目薬や点鼻薬が処方されることもあります。 症状が重症の際は内服薬を重ねて使用したり漢方薬の併用も検討します。花粉眼鏡やマスクを着用する、ウールなど毛羽だった服を着て外出しない、帰宅時には髪や服を払ってから家に入る、洗濯物は中干しなど、できる限り花粉と触れにくい環境を作ることも大切です。
それでも花粉症の症状が強い場合、アレルゲン免疫療法として舌下免疫療法を受けることができます。治療に4-5年かかりますが、効果は十分にあります。ご興味のあるかたは受診時に医師にご相談ください
風邪の治療・ケア方法 風邪の場合は抗ウイルス薬がないものも多いため、発熱に対して解熱剤、咳に対して咳止めなど症状を緩和するための薬で対症療法を行います。
家庭では体をあたためてしっかりと水分を摂り、十分に休養するようにしましょう。
花粉症か風邪か迷ったら、何科を受診する? 花粉症か風邪か見分けがつかず迷ったら、まずは小児科を受診してください。普段の体質の情報などと合わせて総合的に判断していきます。当院は花粉症患者様を多く診察し、様々なノウハウで少しでも症状を軽減できる治療を行っています。
2025年花粉情報 第三弾
ついにスギ花粉症の飛散が本格化しました。 予想通りに皆様すでに辛い症状で受診をされています。 2歳3歳の小さなお子様は鼻水とそれに伴う咳、でご来院の方が多く見受けられます。 乾燥もありますので、風邪との判断も難しい状態です。診察や侵襲性の少ない鼻汁検査で判断し、抗アレルギー薬の内服を開始しています。 例年花粉症にお困りの方も今年は早々に症状が出現し、治療を開始していますがそれでも症状のコントロールが付きにくくお困りの方も多くいます。12歳以上の方はゾレアの注射治療も可能です。保護者の方の治療も可能ですので遠慮なくお子様の受診時にご一緒におかかりください 現在は乾燥も著しく皮膚の肌荒れ、花粉皮膚炎も目立ちます。花粉が直接触れる顔や首に湿疹や赤味が出現します。こちらに対してもしっかり外用をしていきましょう。 ご自宅のホームケアの一番は花粉を家に持ち込まないことを念頭に対策しましょう 洗濯布団は外に出さない、帰宅後は玄関で上着を脱ぎ、症状の強いお子様はすぐに顔を洗ったり、シャワーをし、着替えをしましょう。外出時は帽子や花粉眼鏡が有効です、また女の子は髪の毛を結んだ方がよいかもしれません。上着はモヘアや毛足の長い物よりはナイロン製や表面がつるつるした素材がよいでしょう。 スギの採血検査は幼児や初めて花粉症が疑われる方は今すぐではなく、1シーズン終了の4月頃の検査をお勧めします。 今年症状のひどい方は是非とも舌下免疫療法をお勧めします。 現在舌下治療中の方の多くは追加の内服で快適に生活をされています。 舌下治療は花粉飛散が終了してからの開始となります。
2025年2月28日更新
2025年花粉情報 第二弾
今まで軽症の方は重症化の恐れがあります。これまでスギ花粉症を発症していない方も今年から花粉症デビューの可能性もあります。お子さんでは発症の低年齢化があり2歳3歳のお子さんでも花粉症の発症の方がいらっしゃいます。
例年花粉症治療をされている患者様は、花粉飛散前から抗アレルギー薬を内服し、ピーク時の症状緩和につなげる初期治療をお勧めします。東京横浜の飛散開始は2月上旬と予測されていますが、1月半ばから少しづつ飛散しています。症状が悪化する前に抗アレルギー薬の治療を始めましょう。また、1月終わりからは花粉に接触しない工夫も必要です。洗濯物は中干にしてください。
ホームページ内の花粉症ページもご参考になさってください。 スギ舌下免疫療法を行っている患者様も今年のピーク時には症状の悪化の可能性があります。まずは舌下を忘れずに継続し、生憎症状が出始めたら、抗アレルギー薬を追加してください。予備薬として処方致しますので次回受診時にお声がけ下さい。
今年は重症の方向けに1シーズン効果のある注射薬の治療も開始します。(ゾレアのページをご参照ください) 寒い冬の中、暖かい春が待ち遠しいのですが、スギ花粉を考えると心配ですね。 花粉症は今年だけでなく、毎年繰り返し、来年への対策も必要になります。 継続的効果を考え、オフシーズンには舌下免疫療法の治療開始もご検討下さい。 当院では多くの患者様の舌下免疫療法を行っています。
2025年花粉情報 第一弾
2025年は例年よりスギ花粉の飛散が多い、との予測です。1月の中頃~末にかけて少しずつ飛散が開始します。花粉症の方は本格的に飛散する前、症状のない1月半ばより抗アレルギー薬の内服を開始して、症状の緩和に努めてください(初期治療)。スギ花粉舌下免疫療法をされている方はそのまま治療を継続してシーズンをお迎えください。症状悪化時に追加治療を行います。また、今年度は重症花粉症の方に生物学的治療ゾレアの治療も行います。ご来院時に医師にご相談下さい。
2024年5月
今年のスギ花粉症はかがでしたか
比較的飛散量も多くなく、悪化がなかった方も多い印象でした。
そんな中今年花粉症に悩まれた方にはスギ舌下免疫療法をお勧めします。
一度採血にいらしてください。
更新日:2024年4月1日
花粉症の症状かも?と思った方は4月末頃に血液検査をお勧め
今年のスギ花粉の飛散は1月の暖かかった日をきっかけに飛散開始が例年よりはやく、それに伴い花粉症症状が早くにはじまる方が多くいらっしゃいます。2.3月は例年になく強風の日が多く更に症状が悪化している方も多い印象です。 雨上がりの翌日の晴れの日、強風の日は花粉が多くとびます。天気予報を見ながら花粉対策を行ってください。洗濯物は屋内に、天気によっては花粉眼鏡も有効です。 4月に入るとヒノキ花粉や黄砂の飛散もあり、症状はまだまだ続きます。GW頃まではしっかり治療を継続しましょう。
今年花粉症症状が怪しかった方は4月末頃に血液検査をされることをお勧めします。 舌下免疫療法は非常に有効な治療法です。本治療の開始にも血液検査は必要です。 お子様とご一緒に御家族の治療も可能です。お子様の治療意欲にもつながりますので是非ご一緒に治療をご検討ください。
更新日:2024年2月28日
スギ花粉症の飛散が本格化しています。
今年は暖冬の影響や、強風の影響で一気に症状が悪化しているかたが非常に多く、大量飛散であった昨年よりも症状の悪化している患者様が多くいらっしゃいます。
また花粉症悪化に伴い、咳や喘息発作の悪化、皮膚症状の悪化の方も多くいらっしゃいます。
眼鼻だけでなく全身に症状悪化の恐れがありますので症状の悪化の方は早めにご受診ください。
投薬治療だけでなく、自宅でのホームケアも大切です
以下ポイントをお伝えいたします!
あだち小児科おすすめのスギ花粉症のホームケア
住環境はとても大切!日々のケアや工夫のポイント
花粉は家の中にも確実に入り込んでいます。窓を開けたり洗濯物や布団を外に干したりしたときはもちろんのこと、自分や家族が外から持ち込んでいるのです。
部屋の換気をするときは窓を全開にせず少しだけ開けて、網戸やレースのカーテンで花粉の侵入を防ぎます。換気のタイミングは、比較的花粉の飛散量が少ない早朝がおすすめなので、掃除も朝のうちに済ませてしまいましょう。
洗濯は部屋干しが基本です。外に干した場合は室内に取り込むときに、しっかりと花粉を払い落としてください。柔軟剤を使うと静電気の発生を抑えられ、花粉が付きにくくなります。
この時期、外に出す布団干しもお勧めできません。布団乾燥機などを活用して下さい
花粉症の予防や症状の緩和には、免疫機能を高める食生活が良いとされています。免疫が正常に機能すれば、花粉を異物と捉えることもなく、花粉症になりにくいからです。
免疫機能をアップさせるポイントは細胞の酸化(老化)を防ぐこと。主にビタミンやミネラルを多く含む野菜、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの不飽和脂肪酸を多く含む魚は抗酸化作用が高いので、積極的に取ることをおすすめします。
抗酸化作用で最近注目されているのが、「ポリフェノール」。赤ワインに含まれるプロアントシアニジンや緑茶に含まれるカテキンなどが代表的ですが、たまねぎに含まれるケルセチンもポリフェノールの一種です。
また、腸内環境を整える食品も花粉症予防には効果的。「乳酸菌」が含まれたヨーグルトやチーズのほか、みそ、納豆、漬物などの発酵食品に加え、食物繊維が豊富な食材も腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を良好に保ちます。
外出時の花粉症対策
- 外出を控えめに
花粉の飛散の多い日は特に注意が必要。1日のうち飛散の多い時間帯(午後1時〜3時頃《注:地域によって差があります》)の外出もなるべく控えましょう。
- 外出時は完全防備
- 帰宅時は玄関でシャットアウト
帽子・花粉メガネ・マスクを利用しましょう。寒い季節はウールなど毛足の長いコートに花粉が付きやすく、それを着たまま部屋に入ってしまうと室内に花粉が……。コートはツルツルした素材を選びましょう。花粉の侵入を防ぐには、帰宅したらまず玄関にコートをかけられるスペースを作り、玄関に入る前にコートの花粉を払い落として、脱いだ後はそのまま玄関にかけておきましょう。
- 帰宅後は洗顔やうがいを
帰宅後はなるべくすぐにシャワーや入浴を済ませ、体や髪に付いた花粉を洗い流し、家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。
鼻うがいも効果的です(当院では専用の鼻うがいキットを販売しています)。また、目を洗うときは市販のカップ付きの洗浄器具は目周囲の皮膚の汚れや皮膚についた花粉を目に接触させる恐れがあるのでお勧めできません。防腐剤無添加の人工涙液の頻回点眼をおすすめします。
お子様が花粉症に罹ったサイン
子どもの花粉症は低年齢化しており、見極めが難しいといわれています。スギ花粉のシーズンは風邪やインフルエンザがはやる時期と重なりますし、小さなお子様は自分の症状をうまく伝えられないからです。そのためご家族の方が花粉症のサインを見逃さず、早い段階で対処する事が大切です。
最もわかりやすいのは鼻水、鼻づまり、目のかゆみです。鼻をすすったり、目をこすったり、あるいは口をもぐもぐさせるようなしぐさも花粉症のサインの恐れがあります。ちなみに子どもの鼻の穴は大人に比べ小さいため花粉が鼻に入り込みにくいのですが、かゆみやくしゃみの症状が大人より強いのが特徴です。
花粉症のつらい症状は睡眠不足や集中力の低下を招き、勉強や運動に支障をきたすこともあります。お子様の健やかな成長のためにも、適切な花粉症対策は親の大切な役目といえるでしょう。
更新日:2024年2月6日
厚労省よりスギ花粉症の資料
近年、スギ花粉症にり患する患者様が多く、厚労省よりスギ花粉症の資料が作成されました。お時間のある時にご参考ください。
https://www.env.go.jp/content/000194676.pdf
更新日:2024年2月2日
1月29日気象庁から花粉飛び始めの公式発表がありました
スギの雄花は、初冬に冷え込みが厳しいと休眠打破が順調に進み、休眠から目覚めた後は、暖かいほど開花が早くなります。
この冬は気温が高めに経過しているものの寒暖差が大きく、1月下旬は寒さが厳しい日が多い一方で、2月の気温は平年より高めに推移する予想です。
2月に入るとスギの開花が進み、早々に飛散開始となる見込みです。
また、これまでの統計によると最近5年間のデータでは寒冷前線が通過した日にもっとも多くの花粉が飛散するそうです。
今年は大量飛散の昨年よりはやや少ないものの、例年と同じ量が飛散いたしますので症状はしっかり出てくる可能性があります。
今まだ症状が出ていないかたは、症状が出る前に抗アレルギー薬の服用を開始し、飛散後の症状悪化の対策を始めてください。スギの舌下免疫療法をされている方はそのまま治療を継続してください。生憎と症状が悪化した際は追加治療を行います。症状の出方によって治療内容が異なりますので、患者さんご本人がご来院下さい。
更新日:2023年5月19日
今年のスギ花粉症はいかがでしたか
今年ひどかった方、今年初めて花粉症になった方はそろそろ検査の時期となりました。アレルギー検査(血液検査)を行い、来年度に向けた対策指導をお受けください。スギ舌下免疫療法は非常に有効な治療方法です。是非ご検討ください!
更新日:2023/03/31
今年の症状は如何でしょうか。
4月に入りスギ花粉の飛散は徐々にピークアウトしていきます。その代わりにGWまでヒノキ花粉が飛散いたします。4月いっぱいはしっかり治療を継続していきましょう。
今年は10年に一度の大量飛散でした。今年デビューの方も、例年お困りの方も、対症療法で症状は改善していましたか?
最近TVでも取り上げられている舌下免疫療法はご存じですか?
舌下免疫療法は、原因となるアレルギー物質(スギかダニ)を毎日ごく少量体に負荷する事で、その物質に対してアレルギー反応を起こさないように、免疫を慣れさせていく、アレルギーの体質そのものを改善していく治療です。少しずつ体を慣れさせるために治療期間は長く4.5年を要します。しかし、今年この治療を行っていた患者様はその効果を強く実感されていたことと思います。治療期間中でも十分に効果が発揮され、花粉のひどい時期でも、舌下治療のみで多くの患者様が快適に過ごされていました。
先々の事を考舌下免疫療法の開始を是非ご検討ください!
治療開始には採血検査が必要です。
舌下免疫療法をご検討される方、今年花粉症デビューとなってしまった方は4月中頃~GW前後に採血検査をご検討ください。
更新日:2023/03/08
スギ花粉の飛散がピークを迎えています。
暖かい日が続き、毎日多くの花粉が飛散しています。3月末までこの状態が継続します。
今年は予想通り飛散量が多く、多くの患者様が非常に辛い状態で来院されます。
例年通りの治療をしていても、夜間睡眠が出来ない、集中力が続かない、体がだるい、頭痛がする等日常生活に支障が来ている方が多くいらっしゃいます。また、1.2歳の小さなお子様でも、急に眼を搔き始めた、鼻水が止まらないし咳も出てきたという患者様もいらっしゃいます。小さなお子様は風邪との鑑別が難しく、しっかり経過を確認し、治療を行う事で花粉症の治療を行っております。私たちは現在のお子様のご様子に合わせていくつかのお薬を組み合わせていかに日常生活を楽に過ごせるかをご相談してまいります。
対症療法の他に花粉症では舌下免疫療法(舌下内服治療、保険適応)と生物学的製剤治療(注射、保険適応)が最新の花粉治療として注目を浴びています。舌下は長い期間をかけてゆっくりとスギに対する過敏反応に対して寛容に免疫を改善させる治療、注射は今まさに過敏なアレルギーを短期的に花粉飛散期にのみ改善せる治療です。
現在舌下免疫を行っている患者さんは成人小児ともに今年の大量飛散時期でさえ、ほぼ、無症状で快適にお過ごしです。
当院では舌下免疫の患者さんが多く、お子様とともに保護者の方もご一緒に治療されております。舌下治療は5月~6月の開始となります。
また、従来の治療では今年とにかくひどい、という方には注射製剤での治療(12歳以上)も検討可能です。
ご来院時に是非ご相談ください。
更新日:2023/02/27
スギ花粉の飛散が本格化します。今年は10年に一度の飛散量の予定です。今年ついに花粉症デビューの可能性もあります。発症年齢は年々低年齢化しており、2歳発症の方もいらっしゃいます。長引く鼻水はアレルギー専門医の目で、風邪との区別が必要です。症状が継続する際は早めにご受診下さい。
更新日:2023年1月27日
いよいよスギ花粉症の飛散が開始します。今年は10年に一度の大量飛散の予測です。抗アレルギー薬の治療はもちろん、症状に合わせた治療を行います。症状が悪化の際はご本人様も受診下さい。
自宅でのホームケアも大切です→こちら
更新日:2023年1月17日
2023年のスギ花粉の飛散は昨年より多く、例年の平均よりも多く飛散すると言われています。なんと10年に一度の大量飛散が予測されています。これまでスギ花粉症を発症していない方も今年から花粉症デビューの可能性もあります。例年花粉症治療をされている患者様は、花粉飛散前から抗アレルギー薬を内服し、ピーク時の症状緩和につなげる初期治療をお勧めします。東京横浜の飛散開始は2月10日前後と予測されていますが、1月半ばから少しづつ飛散しています。症状が悪化する前に抗アレルギー薬の治療を始めましょう。また、1月終わりからは花粉に接触しない工夫も必要です。洗濯物は中干にしてください。スギ舌下免疫療法を行っている患者様も今年のピーク時には症状の悪化の可能性があります。まずは舌下を忘れずに継続し、生憎症状が出始めたら、抗アレルギー薬を追加してください。予備薬として処方致しますので次回受診時にお声がけ下さい。